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2020.2.24[チーム]

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[WE ARE GAMBA OSAKA 2020]FW33 宇佐美貴史

一つ後のニュース

  • 二度目の『海外移籍』からの復帰戦となった2019年のJ1リーグ 名古屋グランパス戦
  • 「初めて『ガンバの宇佐美貴史』としての信頼を掴めた気がした」と語るJ2優勝
  • 得点ランク2位となる19得点を挙げJ1昇格に貢献
  • 「足を前に踏み出せた気がした」と振り返る2010年のACL水原三星戦
様々なシーンを通して、ガンバ大阪との『絆』を紹介する『WE ARE GAMBA OSAKA』。今シーズンは、それぞれの人生で印象に残る試合や出来事、出会い、を通してその胸に根づく、ガンバ愛を浮き彫りにする。


幼少の頃、プロサッカー選手ではなく、「ガンバ大阪の選手になること」を夢に描いていた宇佐美がトップチーム昇格を果たしたのは、09年、高校2年生のとき。クラブ史上初、最速でその道を切り拓いた。

と言っても、彼が夢を叶えたと実感したのは、実はそのずっと後だ。プロとして結果を残すことでサポーターの胸に『ガンバ大阪・宇佐美貴史』が刻まれ、信頼を掴んでこそ初めてそれが実現できると考えていた。

であればこそ、プロ2年目の4月13日、AFCチャンピオンズリーグ、水原三星戦でアディショナルタイムに決めた決勝点は、最初の一歩として色濃く記憶に残っている。

「プロ1年目のデビュー戦、ACLのFCソウル戦で点を決めた時は『決められてよかった』くらいの感覚しかなかったし、その後、くすぶりまくったことを考えても何のきっかけにもならなかった。でも水原三星戦は違う。このシーズンの先発2試合目で、先制点をアシストできたし、最後の最後で決勝点を決めて、初めてチームに勝ち点3をもたらす結果を残せた。ソウル戦ではまだスタートラインに立っただけで走り出した感覚はなかったけど、水原戦でようやく足を前に踏み出せた気がした」

自分のゴールでチームを勝たせる意味を初めて肌身で感じ取った瞬間だった。

その一戦を皮切りに、宇佐美はこのシーズン、J1リーグ26試合に出場し7得点を刻み、翌11年はプロになって初めて開幕戦 からレギュラーに定着する。だが、7月には初めての海外、FCバイエルンへ期限付き移籍をしたこともあってだろう。その時期の自分について「期待はしてもらっていたかもしれないけど、『信頼』を得るほどではなかったと思う」と話す。であればこそ、13年のガンバ復帰に際しては大きなプレッシャーを感じていた。

「信頼を得ずにガンバを離れた自分が受け入れてもらうには、結果しかないと思っていた。しかも、家長くん(昭博/川崎フロンターレ)やレアンドロ(東京ヴェルディ)が抜けた後でしたからね。自分が点を取らなければいけない、という気持ちが強かった中で、復帰初戦のJ2リーグ、ヴィッセル神戸戦で2ゴールを決めて勝利できたこと。それを機に18試合に出場して、得点ランク2位となる19得点を挙げられたこと。そして何よりチームのJ2優勝、J1昇格に貢献できたことで、初めて『ガンバの宇佐美貴史』としての信頼を掴めた気がした」

その上で、二度目の『海外移籍』から復帰した昨年夏、復帰戦となったJ1リーグの名古屋グランパス戦は「信頼を確信に変えた試合」だったと振り返る。
「2回目の復帰で、『お前はなんぼのもんやねん』というプレッシャーを自分にも課して臨んだ試合で、決してパフォーマンスは良くなかったけど、最後の最後で同点ゴールを決められた。あの一発によって改めて自分とガンバの特別な絆を感じたし、サポーターにも僕がこのチームでプレーする意味を感じ取ってもらえた気がする」

とはいえ、そうして得た信頼も、揺るぎないものだとは思っていない。点をとって、ガンバを勝たせること。それを継続してこそ『ガンバ大阪・宇佐美貴史』であり続けられると思っている。


Interview and text by Misa Takamura